こんにちは、ぽてふみ♂です。
今年も4月からの保育所の申込結果が出る時期となりました。
私の住んでいる府中市は、残念ながら待機児童数ランキングの常連で、昨年度は都内で5位という状況でした(下記リンク参考)。
先日、府中市での認可保育所申込に関するデータが公開されました。
これまではあまりチェックしていませんでしたが、私も来年あたりお世話になる可能性があるので、これを機に詳しく見ていきたいと思います。
平成31年4月入所の申込状況
まずは今年の4月入所希望者の、認可保育所及び地域型保育事業の申込状況を確認します。
赤字が受入数が不足している箇所です。
他の自治体でも同様の傾向ですが、1歳児の受入数不足が際立っています。単純な倍率は1.67倍で、5人のうち3人しか入れないという状況です。
こちらもあくまで単純計算ですが、平均申込数は0~3歳児で5箇所以上。ちなみに府中市の申込書には第10希望まで書く欄があります。
果たしてそんなに選べるのか…。
認証保育所の受入状況を確認&予想
上記データは認可保育所と地域型保育事業に関するデータですので、これとは別に東京都独自の基準で設置されている認証保育所も確認します。
現在の府中市の認証保育所は、4月開設予定を含めて17箇所です。各施設の定員数から、0~2歳の受入数を予想したものです。
認証保育所は定員要件で0~2歳の受入充実を図っていますが、その受入予想数を考慮しても、現時点で府中市内の待機児童は解消できない状況のようです。
実際には、認証に決定済みで認可に申し込みしない人、認可/認証を併願の人などいるのでざっくりですが、厳しい状況であることに変わりなさそうです。
利用可能者指数で確認
保育所の抽選に際しては、家庭の状況を指数(点数)化して順位をつけますが、府中市では以下の3つの指数があります。
① 母親の指数(基本+調整)
② 父親の指数(基本+調整)
③ 世帯調整点
上記①~③の合計が総合点となります。
総合点を最優先として、後は申請者の希望順位等を含めて調整が行われます。
親の基本指数はフルタイム(週40時間以上)で100点満点となるため、両親フルタイム=200点がひとつのボーダーラインとなります。
ということで、2月8日に公開されたデータを前年度と比較する形でまとめました。
公開されている比較指数が200未満ではなくて200以下、というのが深い闇を感じます(妄想)。
実際問題、両親フルタイムでない場合が気になるところですが、このデータ通りだとすると、二人ともフルタイムなだけ(200点)では入れない可能性も十分にあるように私は見えます。
201点以上になるには世帯調整点が必要ですが、通常ケースで加算が期待できるのはおよそ以下のケースと思われます。
① 兄弟姉妹入所(2~3点)
既に保育所を利用している兄弟姉妹がいる、もしくは2人同時に申し込みしている
② 保育所以外の利用(2~3点)
申込した児童が既に許可外保育等を利用している(利用期間指定あり)
1歳児の利用可能者が201点以上に偏っているのは、前年に認可に入れず、②のケースになった人がいると推測されます。
まとめ・感想
今回は公開されているデータからできる範囲で考察しました。
- 待機児童はしばらく続きそう
- 特に1歳児は続きそう
- 認証保育所の増加に期待
ということで、来年度には私も当事者になりうる状況で改めて厳しさを感じました。今後、役所でも来年度に向けて動きがあると思うので、引き続き注視したいと思います。
※2019/10/13 令和2年度(2020年4月入所)の申込情報が公開されました。下記事を参考にしてください。
それでは、また!
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