【2021年3月】東京都23区・多摩の認証保育所助成比較

育児

こんにちは、ぽてふみです。

最近、東京都の認証保育所について情報収集をしていたのですが、各自治体が行う認証保育所利用者への助成金に差があるなと感じました。

私の息子も認証保育所にお世話になっており、当事者として気になったため調査してみました!

今回は東京都23区と多摩エリアの各自治体の状況を調査し、まとめました。認証保育所の利用を検討する方の参考になれば幸いです。

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認証保育所とは・認可保育所との違い

まず確認のため、認証保育所についておさらいしておきましょう。

認証保育所は東京都独自の制度で、それまでの認可保育所では満たせなかった都民の保育ニーズを満たすためにできました。

以下に認可保育所と認証保育所の違いを簡単にまとめました。

種類認可保育所認証保育所
概要都道府県による認可
児童福祉法に基づく
国が定めた基準
東京都による認証
東京都独自の制度
都民ニーズに対応
設置者公立(区市町村)
私立(民間)の2種類
A型(駅前)
B型(小規模)の2種類
全て民間が運営
保育料区市町村が設定
(所得による)
保育所が自由に設定
申込方法市区町村に申込
点数による抽選
保育所に直接連絡
先着順が多い
その他基本大きめ
0歳児枠がない場合あり
基本小さめ
0歳児枠が必ずある

今回のポイントは保育料です。

ざっくりいうと、基本的には認証保育所の方が高い傾向にあります。

認可保育所は所得(住民税)の額によって利用者が払う保育料が変わりますが、認証保育所は各保育所が自由に保育料を設定しています

認可保育所が公的なサービスの位置づけとすれば、認証保育所は民間のサービスという位置づけです。高くて嫌なら他へどうぞ、という世界ですね(そんなべらぼうに高い保育料のところは見たことありませんが…)。

実際に年収400~500万程度の家庭で比較すると、認可保育所の毎月の保育料はおよそ2~3万円ですが、認証保育所は5~6万円といったところが多いです。

多くの自治体が助成あり

上で挙げた通り、認証保育所が高くていやなら認可保育所にすればいいじゃない、という話に理屈上はなります。

しかし皆さんご存じの通り、東京都の多くの区市町村では待機児童問題があり、認証保育所の受け入れなしでは行政の子育て支援が成り立たないと言って良いでしょう。

そして利用者レベルでは認可だ認証だと選べない状況もあるでしょう。

例えば経済的に余裕のない家庭が、認可保育所であれば月1万円程度で子どもを預けられるところ、月6万円かかる認証保育所しか入れなかった、なんてケースも往々にして考えられます。

これはまずいということで、東京都の多くの区市町村では認証保育所利用者の負担軽減を目的とした助成を行っています。お金のサポートですね。

東京都(23区・多摩)認証保育所利用助成・補助金一覧

前置きが長くなりました。

以下に23区及び多摩地域の各自治体が実施している、認証保育所利用者への助成(補助)金をまとめました。

データの見方注意点

0~2歳児を認証保育所に預けた場合の毎月助成額です。(3歳以降は無償化されています)
・認証保育所に限定したデータで、認可外保育所は考慮していません。
・詳細な支給条件は自治体により異なります(保育の必要性の認定要・不要、月の利用時間など)
・企業主導型保育施設は別途設定をしている自治体があります。
・2021年3月24日時点の各自治体WEBサイトを参照。
・東京都の方針に応じ毎年変わる可能性があります。
※詳細は各自治体に確認してください。

区市町村第1子第2子第3子以降
千代田区認可の約20%減第1子から50%減全額免除
中央区認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
港区認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
新宿区0~40,00054,00067,000
文京区40,000~50,00054,00067,000~70,000
台東区40,00054,00067,000
墨田区認可との差額補助 
上限40,000
認可との差額補助
上限50,000
認可との差額補助
上限67,000
江東区0~30,0000~40,0000~50,000
品川区認可との差額補助
上限66,000
認可との差額補助
上限66,000
認可との差額補助
上限66,000
目黒区40,00054,00067,000
大田区0~40,00041,00067,000
世田谷区0~30,00014,000~44,00027,000~67,000
渋谷区認可との差額補助
上限70,000
認可との差額補助
上限70,000
認可との差額補助
上限70,000
中野区認可との差額補助
上限70,000
認可との差額補助
上限70,000
認可との差額補助
上限70,000
杉並区認可との差額補助
上限80,000
認可との差額補助
上限80,000
認可との差額補助
上限80,000
豊島区認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
北区認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
荒川区認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
板橋区0~30,0000~30,0000~30,000
練馬区認可との差額補助
上限40,000
認可との差額補助
上限54,000
認可との差額補助
上限67,000
足立区40,00054,00067,000
葛飾区20,000~30,00020,000~3500020,000~50,000
江戸川区25,000~35,00025,000~35,00025,000~35,000
八王子市40,00054,00067,000
立川市10,00010,00010,000
武蔵野市0~40,00025,000~50,00025,000~50,000
三鷹市認可との差額補助
5,000~56,000
認可との差額補助
30,000~62,000
認可との差額補助
67,000
青梅市40,00054,00067,000
府中市20,000~30,00034,000~39,00047,000~57,000
昭島市20,000~67,00020,000~67,00020,000~67,000
調布市9,000~36,00019,000~46,00029,000~56,000
町田市20,00020,00020,000
小金井市40,00054,00067,000
小平市1,000~24,5001,000~24,5001,000~24,500
日野市7,000~47,00029,000~49,00029,000~49,000
東村山市10,00012,00012,000
国分寺市10,00010,00010,000
国立市10,00024,00037,000
福生市認可との差額補助
上限67,000
認可との差額補助
上限67,000
認可との差額補助
上限67,000
狛江市0~15,00014,000~29,00027,000~42,000
東大和市保育料の1/3
上限21,000
第1子+14,000第2子+27,000
清瀬市なしなしなし
東久留米市10,00014,00014,000
武蔵村山市なしなしなし
多摩市30,00044,00057,000
稲城市20,00034,00047,000
羽村市認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
あきる野市認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
西東京市16,00030,00043,000
瑞穂町認可との差額補助認可との差額補助認可との差額補助
日の出町 なしなしなし
檜原村保育料の1/2保育料全額保育料全額
奥多摩町なしなしなし

考察・まとめ

結果として、特に23区は認可保育所を利用した場合に支払う額との差額を補助する、というケースが目立ちました。

ちなみに「認可との差額補助」と固定額の記載を見比べると、固定額の自治体は第2子、第3子の助成額が上がるためお得に見えます。

しかし実際はどこの自治体も第1子より第2子、第3子の方が認可保育所の月額利用料は下がるので、そこに大きな差はありません。

また、「0~40,000」などと記載されている自治体は所得によって助成額が変わります。高所得者だと助成なし(0円)のケースも。お金ある人は自分で払ってね、ということでしょう。

そして助成なしの自治体もありますが、そもそも待機児童問題がなく認可保育所で足りているケースもあるため、金額の多寡だけで単純に判断できない部分があります。


いかがだったでしょうか。

私は府中市在住で実際に認証保育所を利用していますが、近隣自治体を見ても結構差があるものだなと感じました。

0~2歳という限られた期間とはいえ、毎月2万円も差があったりするとちょっと羨ましかった…贅沢な話ですね。

しかし上の注意点でも挙げた通り、毎年助成額は変わる可能性があります。

そして何より新型コロナウイルスの影響で各自治体の財政は圧迫されています。今後も当然のように受け取れると考えずに、自衛の策を練らねばなと気持ちを新たにしました。

それでは、また!

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