みなさんあけましておめでとうございます、ぽてふみです。
気が付けば令和も5年、平成でいうと35年だそうです。ゾッとします。
withコロナなんて言葉も枯れかけた2022~2023の年末年始、私も妻と3歳の息子、1歳の娘を連れて実家へ帰省しました。何気に年末年始の帰省は久しぶりであります。
1歳の娘がベビーベットを卒業したため大分荷物の体積が減り、愛車デミオの心もとないラゲッジ容量でもなんとか家族4人の荷物を受け止めてくれました。
さて、年末年始の帰省、その一大イベントと言えばお年玉です。一部世代にとってはもはやそれしかないといっても過言ではありません。
年に1回しか会わない口数の少ない叔父さんと謎の緊張感ある時間、続かない会話のラリー。それもこれも全てお年玉のため。そう考えればこそ、あの乾いた空間も乗り越えられるというものです。
で、今回自分の子どもが直接お年玉をもらうという画を目の当たりにして、このお年玉という儀式の意味を改めて考えた次第です。もらう立場、あげる立場。もらう子どもの親の立場などなど、です。
息子(3歳)と娘(1歳)のお年玉
ありがたいことに、ジジババからはじまり多くの人が、3歳の息子にも、1歳の娘にもお年玉をくれました。
で、その中身を見たときに感じたことがあったのです。
息子に2,000円、娘に1,000円。ウチの息子&娘(そして恐らく相当の1~3歳児)って、お金の価値わからないよね?じゃあこの金額ってどう決めてるのかね?
子どもからすれば、いわゆる儀式的な意味合いだけ。もしくはそれすらなく、「ジジババがなんかウサギの袋くれた!」ブンブン!!(3歳)アムアム(1歳)てな感じです。
中身が1,000円だろうが2,000円だろうがドル紙幣だろうと関係ないわけです。金額の差も関係ない。枚数は気にするかもしれませんが。
ひとつ私の頭でも想像がつくのは、500円玉などの硬貨。「なんかまるくてピカピカしてる!」ポイッ!チリンチリン!ケタケタケタ笑!(3歳)アムアム(1歳)←アブねぇ!!ヒヤリハット!
おそらく知らないおじさんやおばさんの顔がプリントされた紙(お札)よりも、丸くてキラキラした硬貨の方が、この年齢の子どもからすればよりエンターテインメントだと思います(まあお札は破れたりすると困るのでそもそも親が渡さないでしょうが)。
だから500円玉というのはなんとなく自分の中で消化できます。実際息子と娘にそれぞれ500円お年玉をくれた方もいます。
お札って何かね?そしてその額って?なんでこの額なのだろう。
この人はなぜ3歳と1歳で金額に差をつけるのか?いや年上の方が金額が大きいのは感覚的にわかるが、中3と中1の時はどうすんだ?刻むのか?めんどくせ!などなど。
実質的には、このお金は管理者である親に向けられたものなのでしょう。
あ、大前提として、子どもに送られたお年玉はもちろんその子にために使いますよ(ウチは全てそれぞれの口座にプールします)。500円だったら勝手に使っちゃうとかいう毒親ではないです。
あともちろん500円だったら金銭的な価値がないとも思ってないです。でも金額の差以上にその要素は低くなると私は感じます。
みなさんどうですかね?
子ども本人が価値を理解する時
で、子ども本人がその金銭的価値を理解する時っていつなんでしょうね。これは教育の話です。
ガッツリ教えればその価値を理解する3歳児もいるかもしれません。が、2,000円もらって「これでアンパンマンの〇〇と××買えるねぇ!(予算執行率95%)」となると、ちょっと可愛さ半減ですよね。
残念な事実ですが、小さい子どもは幼稚さがウリでしょう。それでこそお年玉をあげる側もエンターテインメントを満喫できるというものです。
中高生ともなれば、あまりに形式的で生臭いやり取りとなります。親も親で「アイツからいくらもらった?2,000円?●●に勤めてるくせにアレヤコレヤ」などとおよそ新年とは思えない鬱屈とした言葉の数々。お前は年を越すな。
でもそうか、そう考えるとあの叔父さんも被害者なのかもしれない。昔はアバアバして膝に抱きついてきたコイツも、年を重ねるごとにしぼむ可愛さと反比例して図体と態度だけでかくなりやがって、おまけに年玉の額まで上がるときたもんだ。ロクにしゃべりもしないで金だけアレヤコレヤ。
もうやめません?お年玉。世代を経てお金が右から左へ流れてまたループする勝者のいない泥仕合。
大分屈折しました。
いざお年玉を渡す立場となり…
親の立場でお年玉を受け取ることもあれば、親の立場で他の家の子どもにお年玉をあげることもあるわけです。
親戚でもめでたいことがあり、ウチの子からみればいとこができました。
問題はお年玉。あの子(0y10m)にいくらお年玉をあげようか。。これは家族会議であります。
10か月の子ども、当然ですが本人はその価値を理解していません。繰り返しですがこれは実質的に親に渡すものでしょう。
ここで考慮しなければならないのは、お年玉の非可逆性です。
お年玉の非可逆性
お年玉を受け取る子どもの年齢が上がるにつれて、その金額は上昇もしくは最低でも維持されなければならないという世間の空気及び体裁、ノミのようなプライドです。
年齢の上昇に伴い、子どもたちは社会性を身につけるとともに、資本主義・貨幣経済の泥沼にズブズブと足を取られていきます。金額の多寡が重要なのです。
新年あけましておめでとう、いやあめでたい。で?いくらですか?「誠意は言葉ではなく金額」かつてそんなことを言ったスポーツ選手もいました。
ともかく、出口戦略を考えなければならないのです。最高はいくらまで出せるのか、そしてそこからスケジュールを逆算し、見積もるのです。ちなみに、めでたく親戚に双子や三つ子が生まれた場合はリプランニングが必要です。当方FP資格ありますのでご相談はお気軽に。
年齢・学年別お年玉額(ぽてふみver.)
まあそんなわけで、ざっくり私が渡す場合のお年玉額のイメージをまとめました。
0歳~小学校低学年 1,000円
小学校高学年 1,500~2,000円
中学生 2,000~3,000円
高校生 5,000円
大学生 10,000円
こういうのは多分に自分が生まれ育った環境の影響を受けます。もし私の額が「普通」でなかったのなら、私が生まれ育った環境は「普通でなかった」のでしょう。
WEBの情報と比較すると割とケチいみたいです。どうもけちふみです。500円で刻むとか何とも思わない野郎です。
みなさんはどんなもんでしょうか?
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