こんにちは、ぽてふみです。
西武多摩川線のおすすめ散歩スポットマニア編、第二弾となります！なんと、本編よりマニア編の方が充実してしまいました…。
第一弾に引き続き、ナナメ上な視点でお送りします！どうぞお付き合いください♪
旧駅名巡り【多磨・白糸台】
さて、西武多摩川線の歴史は案外？古く、開業は1917年。元々は多摩川の河原にある砂利を集めで運ぶ為に敷かれたそうです。
だから多摩川まで真っ直ぐ伸びて、そこで止まっているわけですね。
様々な経緯を経て今に至るわけですが、比較的近年に駅名の変更が行われました。それが多磨駅と白糸台駅です。
多磨駅は多磨墓地前駅から、白糸台駅は北多磨駅から、いずれも2001年に名称を変更しています（名称変更の経緯は多磨駅-Wikipedia を参考にしてください）。
その後の積極的な沿線開発がないこともあってか？様々な場所に旧駅名を目にする事ができます。あんなトコやこんなトコ…色々探して当時を想像してみてください。
掩体壕巡り【多磨・白糸台】
皆さん、掩体壕（えんたいごう）というものをご存知ですか？ざっくりいうとシェルターで、戦闘機の防護を主な目的として第二次世界大戦当時の日本軍によって各地に作られたようです。
そんな歴史の遺構である掩体壕、そのいくつかを西武多摩川線沿線で見ることができます。これは近くに調布飛行場があったことが大きいようです（戦時中は陸上自衛隊が主に飛行場を利用していたそう）。
白糸台掩体壕
白糸台掩体壕は甲州街道を西に走り、府中市に入って程なくの場所にあります。小型飛行機を格納していたもので、比較的小さい掩体壕とのことです。
この掩体壕は近年府中市によって整備されました。案内板もあるので、詳細な説明を見ることができます。
朝日町掩体壕
朝日町掩体壕はその名前の通り、府中市朝日町にあります。
が！なんとこの掩体壕は私有地に存在しており、直接見学することが叶いません…。住宅街の隙間から僅かに見える掩体壕を捉えたのが上の写真です。
これぞマニアの名に相応しいスポットではないでしょうか！訪問の際は近隣住民の方のご迷惑にならぬよう…。
大沢掩体壕
大沢掩体壕は、西武多摩川線の多磨駅近くにある武蔵野の森公園を奥に進むとあります。
大沢掩体壕は1号と2号の2つが現存しています。調布飛行場の近くとあって、この付近には多く掩体壕があったようです。
小柳町運動広場【競艇場前】
競艇場前駅を降りて、調布方面へ多摩川沿いを進むと、大きな敷地と建物が見えてきます。
これは北多摩一号水再生センターです。府中市を含む多摩６市の下水がここに集められ、適切に処理された後多摩川へ放流されます。
さて、ご紹介する小柳運動広場はこの再生センターの敷地を活用しています。屋上を地元住民が利用できる公園として整備したのです。
ここのポイントは公園ではなく広場ということです。いわゆる遊具などがない代わりに非常に広く、遮るものがない開放感に溢れた場所となっています。
決して華やかな場所ではないですが、とにかく広い場所で3密を避けて動き回るには最適だと思われます。お子さんが「もう家にいるのは限界！」というときにはここに連れてきて、思いっきり走り回ってもらいましょう！！
ボートレース多摩川【競艇場前】
普段より足繁く通われている方、申し訳ありません。西武多摩川線×公営競技はコンテンツ足りえます。
何せ駅名が競艇場前。近隣住民もしくはボートレース多摩川に行く人でなければ訪れる機会はないでしょう。場所によってはコンビニ・スーパーもろくにないこの沿線で、ここに降り立ち、ボートレース場に行くこと自体が西武多摩川線のエンタテインメントなのです（言い過ぎ）。
駅改札を出て、競艇場への専用通路を抜けてくぐったゲートの先には…昭和の世界がありました。
公営競技・ギャンブルということで、客層は年配の男性がほとんど、喫煙スペースもたんまりです（最近は受動喫煙対策で変わってるかも）。お世辞にも気軽に入れる雰囲気ではありませんが、私自身、こういう世界もあるのだと社会勉強になりました。
そしてボートレース自体は間近でみると、中々の迫力！一度見てみてはいかがですか？
私は冬の晴れた日行きましたが、夕陽がとてもキレイ。色んな哀愁が漂う中、水面に反射する西日がいつもより眩しく感じました…。
というわけで、西武多摩川線のおすすめ散歩スポットマニア編を２回に分けてお送りしましたが如何でしょうか？
少しでも気になった方は、是非西武多摩川線に足を運んでみてください！気軽に日帰りで来られて、何よりNO密でありますので…(*‘∀‘)
皆さんのお越しをお待ちしております！それではまた♪
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