こんにちは、ぽてふみ♂です。
皆さんが住む場所を選ぶ時にはどんなことを重視しますか?
職場や学校に近い、スーパー・コンビニがある、安くてキレイな部屋…等
色々な条件がありますが、実際に探す時は、
「どの沿線」の「どの駅」にするか
決めますよね?
最寄り駅というやつです。
東京には多くの沿線がありますが、
ここでは西武多摩川線という沿線を、自分の実体験を元にオススメしたいと思います。
【この記事をオススメしたい人】
この記事はこんな人にオススメです。
② 家の近くは自然がある環境が良い
③ 家賃(住居費)も安く抑えたい
特にオススメしたいのは、以下の方です。
- 都心に通勤する
- 子どもがいるファミリー
私は沿線に3年ほど住んでいますが、
- 利便性
- 住環境
- 家賃(住居費)
のバランスが非常に良いと感じています。
西武多摩川線って?
西武多摩川線は、東京都の多摩エリア(武蔵野市、小金井市、府中市)を走るローカル線です。
駅数はわずか6駅、車両は4両、日中の運転は12分間隔という
東京を走る沿線の中では非常に規模の小さい、マイナーな路線と言えます。
西武多摩川線沿いに住むメリットは?
ざっくりと説明すると、
- 自然豊かな環境の中で
- JR中央線の利便性を享受しつつ
- リーズナブルな家賃で
住むことができます。
具体的に見ていきましょう。
のどかで自然豊かな環境
都心から離れる一番のメリットは、何といっても自然が豊富にあるということです。
休日にフラリと公園に出かけ、澄んだ空気や広い空を感じることでとてもリラックスできます。
大きな公園がたくさんある
沿線には武蔵野公園、野川公園、武蔵野の森公園といった大きな公園がほぼ隣接してあります。
その広さは、3つ合わせて東京ドーム21個分。この例え、相変わらずよくわかりませんが、とにかく広いです。
週末にはテントを張ってくつろいだり、キャッチボールをしたりする家族の姿が見られます。
BBQ場なども設置してあるので、皆でワイワイ楽しむのもOK。
私はベンチに腰かけて木漏れ日を感じながら読書をしたり、ジョギングしたりして満喫しています。
多摩ならではの澄んだ空気、緑の香りは、非常に気持ちが良いですよ♪
多摩川に気軽に行ける
西武多摩川線の終点にある是政駅からは、徒歩2分ほどで多摩川の河川敷に出られます。
風を感じて散歩するもよし、原っぱに寝そべるもよし、ゆったりとした時間を過ごせます。
河川敷から見上げる空の高さ、視界を遮るもののない解放感は一時の安らぎを与えてくれます。
穴場スポット?多磨霊園
みなさん多磨霊園ってご存知ですか?
霊園ってお墓でしょ…と思うことなかれです。
多磨霊園は公園墓地と呼ばれ、緑道やベンチなどが整備されています。普通の公園と違って、子どもが走り回ったり、大声で話をする人もいません。
穏やかな雰囲気の中、静かに散歩したいときにオススメです。
多磨霊園の入り口は、西武多摩川線の多磨駅から徒歩5分ほどで着きます。
JR中央線に乗り換えができる
西武多摩川線は、終点の武蔵境駅でJR中央線に乗り換えることができます。
JR中央線は、東京駅を起点としてビッグターミナル新宿駅を抜け高尾駅まで走る、まさに東京を横断する屈指の主要、そして人気路線です。
都心に電車通勤する人なら、人気の街である吉祥寺や中野などが定期券内になります。
周辺と比較して、家賃が安い
「それなら中央線沿いに住めば…?」
そんな声が聞こえますが、ここで問題がひとつ。
JR中央線沿いは、家賃が高い。
便利で、人気があるから当然ですよね。
ここで候補に入ってくるのが西武多摩川線なのです。
実際に比較をしてみましょう。
賃貸サイトのデータから、中央線と多摩川線の賃料と新宿駅までの所要時間をグラフにして比較してみました。
データ作成、抽出条件は以下の通りです。
・所要時間は、平日朝8時30分に新宿到着の電車(Yahoo!乗換案内)
・西武多摩川線の所要時間は、武蔵境駅での乗り換えを含む
中央線は途中に国分寺、立川、八王子などの他路線のターミナルとなる駅があるため中々賃料が下がりませんが、多摩川線は武蔵境を離れるとガクッと下がります。
同じ所要時間で比べると、多摩川線は中央線よりも1~2万は安い賃料が期待できます。
西武多摩川線沿いに住むデメリットは?
ここまでは西武多摩川線のオススメな点、メリットを挙げてきましたが、もちろんデメリットもあります。
電車の本数が少ない
これはローカル線の宿命ですね。
西武多摩川線の基本ダイヤは
12分間隔、1時間に5本のみ
通勤時間も変わりません。
JRや都心の地下鉄に比べると圧倒的に少ないです。
ただ、考え方も含めて一つ提案すると
朝はそんなに問題ないです。
何本電車が走っていようと、乗るのは1本なのです。であれば、12分間隔だろうと、その時間に合わせて駅に向かえば良くないですか?
武蔵境まで着けば、中央線は2~3分間隔であるので、乗換の時間ロスもそんなにありません。
いや…起きる時間はバラバラ、起きたらダッシュで駅に向かい、来た電車に飛び乗る。そんな人は、環境も含めて合わなそうです。
さて、問題は帰りの時間です。
中央線を降りて、乗り換えようと思ったら、目の前で多摩川線が発車…次の電車は12分後。終電近くだと、次は20分後とかです。これは痛い。
これに対して私がしてる対策としては
・武蔵境で買い物を済ます
・退社時間をスムーズに乗換できる電車に合わせる
などがあります。
残業の時は、「○○分の電車に乗るから、XX時までに終わらすぞー」とリミットとして上手く活用してます。
終電が早い
2018年11月現在、武蔵境発の最終電車は
0時15分です。
2019年4月現在、武蔵境発の最終電車は
0時27分です。
中央線の武蔵境終電(到着)が1時12分なので、1時間くらい早い。東京駅だと23時30分くらいに出ないと間に合いません。
また、中央線は終電近く(特に金曜日)だと普通に5分くらい遅れたりするので、余裕を持たないとヒヤヒヤものです。
アフター5を外で過ごしたい人にとってはデメリットですね。
飲み会などに積極的でない私は、「終電なんで…」と帰る理由にしてます(もちろん残念そうに)。
周辺にお店が少ない
マジでないです。
1駅を除き、駅前にスーパーがない。
ファストフードもない。
遊ぶ場所なんてもっての外。
所謂チェーン店はほぼありません。
地元の飲み屋とか薬局とか、その程度です。平日の買い物や、遊びは武蔵境で賄う形になります。
私の家族は共働きなので、基本週末に車で買い物に行きます。急遽必要なものは仕事の帰りに武蔵境で買ったり、コンビニで間に合わせたりですね。
まとめ
デメリットの部分と上手く付き合える人にとっては、メリットの部分(特に自然)を大いに享受できると思います。
私の場合、自然が多い環境が気に入って調べてみたら、「案外通勤に時間がかからない!」「家賃安い、ラッキー!」みたいな感じでした。
幾ら自然がいいと言っても、奥多摩とかに住むのはキツいし、家賃も京王線や西武線の小さい駅にすれば安くなりますが、中央線の利便性には適いませんでした(もちろん通勤場所によりますが)。
繰り返しですが、そのあたりのバランスが良いと思います。田舎出身で、人混み嫌い、基本のんびりしたい、そんな自分にはピッタリでした。
同じような方の参考になれば幸いです!
コメント