【狭山公園】0~2歳親子向け自然遊びプログラムに参加してきました。

多摩

こんにちは、ぽてふみです。

2022年2月に府中市から東村山市に引っ越しました。東村山は道路がボコボコで狭く自然がいっぱいで、府中街道地獄の開かずの踏切を解消すべく高架化工事真っ最中の素敵なオールドタウンです。

特に私達家族の住む西武新宿線東村山駅を挟んで西側のエリア(野口町、諏訪町、多摩湖町、廻田町等々)は、心ばかりの開発と志村けんの銅像が燦然と輝く東口エリアとは打って変わり、明らかに浮いた存在のタワーマンションが駅前にそびえる以外は、自ら開発の波を跳ねのけたかのような、何かのパワーバランスを否が応でも感じさせる昔ながらの佇まいを保っています。

生産緑地に囲まれる飯田産業の分譲戸建てと、おんなじ顔をしたホンダフリードやトヨタシエンタの群れ。この勢力図も短くはない時間の経過とともに変わるのでしょうか。

長くなりました。そんな西側のランドマークともいえる存在、狭山公園に家族で行ってきました。

今回は妻がWEBで見つけてきてくれた、狭山公園で開催される0~2才親子向け自然遊びプログラム(下記リンク)に申し込み、参加してきましたので、その様子を含めてお伝えします。

https://www.sayamaparks.com/app/events/view/1280

2022年4月24日(日)、前日の天気予報では曇りのち雨予報。もしかすると雨天中止かなぁ、なんて思いながら朝を迎えたのですが、ひとまずは晴れ間がのぞいている模様。

実は当日まで決めていなかったアクセス手段。我が家から狭山公園までは2.5km、徒歩30分。もちろん成人の足で。6か月ほどの愛娘と妹ができて抱っこせいマシーンと化した息子を連れていくにはあまりに果てしなく遠い距離です。途中で雨降ったら困るしね。

狭山公園の駐車場は西武多摩湖線武蔵大和駅近く、狭山公園の西端にあります。この駐車場から今回の集合場所である狭山公園パークセンター(管理所)までは700m、公園が広いだけに駐車場からもそこそこ距離ありです。

でもまあ車よな、と思って調べていたら「※狭山公園駐車場は工事中のため閉鎖しております。」の旨( ^ω^)・・・急いで近隣のコインパーキングを探します。

冒頭でお話ししましたが、東村山駅西口エリアは道も狭ければ駐車場も少ない。ガソリンスタンドもわずか1つと殿様商売極まれりといった具合です。数少ない検索結果を見ていくと…

多摩湖駅と松本有料駐車場と狭山公園

松本有料駐車場…。間違って登録されたかのような名前、タイムズBのような個人駐車場のシェアリングサービスか?などと思いながら調べると、きちんとしたコインパーキングでした。失礼しました。2時間400円という良心的な設定です、オススメ。

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駐車場から徒歩3分ほど、狭山公園パークセンター(管理所)へ移動しました。しっかりイベントのポスターもアリ。受付の方に申し込み&支払いをして、集合エリアの開けた場所へ。

今回は0~2歳次枠で申込しました

申込定員は大人を含めて各回20名までで、ほぼ満員といった感じ。ちなみにウチの息子(2歳7か月)は参加した子どもの中で最年長でした。

まずはスタッフのみなさんの自己紹介、そして参加者の自己紹介と続きます。最近引っ越してきた方が結構多く、そういった方々の受け皿になっているのだなぁ…などと感じながら話を聞いていました(なぜか他人事)。

そもそもはスタッフさんが東村山に引っ越してきた時に立ち上げたプログラムで、それが自分の子どもが大きくなっても延々と続けられているとのこと。当たり前のことですが、一歩目は誰かの足なのですよね。

プログラムの簡単な説明とあわせて、触ってはいけない植物や虫を教えてもらいます。自然の中に入るのだな、少し緊張感をもって話を聞きます。


さて、ではいよいよみんなで出発…とその時息子からひと言。

「あっち(遊具)行くのぉ」…really?

全体で話を聞いている時からずーっとパパに抱っこで、おそらく人見知り&緊張しているのだろうなとは思ってたのですが…まさかの開始直後に離脱宣言(*‘∀‘)

ぽてふみ「すんません、、、息子があっち行きたいっていうんですけど…」

スタッフ「ああ、良いですよ◎あとで来たかったら来てくださいね◎」

まぁ、こんなことは想定内ということでしょう。自然遊びプログラムには妻&6か月の娘が参加し、私は13.5kgを担いで遊具コーナーへ。。

人目を気にして遊具に乗る息子

というわけで、図らずも狭山公園の遊具紹介記事となりました。カラフルすべり台、ブランコ、砂場と一通りの遊具は揃っています。が、メインはあくまでも広大な敷地を活かした開放的な空間です。わざわざ遊具のために来るかと言えば微妙です。

イベント参加者の背中に貼り付けられたネームを見せびらかしながら闊歩する息子氏

とはいえ、そんな親の心子知らず。親が想うことなど、親が想うことでしかないのです。子どもは子どもの世界がある。なぜキリンに乗るのか?と言えば、そこにキリンがあるからなのです。

真剣な表情でキリンに乗る息子

ちなみにブランコは東向きに乗ると、高架を走る西武多摩湖線の電車を見ることができます。息子もご満悦でした。しかし大人になるとブランコの酔いが半端ないですね。息子に「もう1回!」と言われるたびに、リバースの覚悟をしながら腰を落とすのです。


とにかく背が高いです、狭山公園の木々

時間にして20分程度、たっぷり遊具を楽しんだ息子とすっかり酔いが回った私は、爽やかな新緑の道を抜けて妻と娘がいるエリアに向かいます。

みどりとのふれあいを楽しんでいる(はず)の娘ちゃん

土のニオイなんて久しく感じてなかったぁなんて思いながら、結局親の方が楽しんでいるわけです。

用意してもらったゴザを敷いてリラックスする我々

自然豊かな環境の中で育ってほしい。そんな想いで東村山に引っ越してきたわけでもないのですが(笑)、今回はイベントに参加して息子も娘も楽しんでくれたのではないか、と思います。息子は主に遊具ですが。。

小さい子どもを外に連れ出すたびに感じるのは親のエゴ。いろんな経験をさせてあげたい。大きな公園で思いっきり遊ばせてあげたい。感受性の豊かな子どもに育ってほしい。色んな期待や望みを押し付けないよう、もっとシンプルに、親が(自分が)どうしたいか、それ以上でもそれ以下でもない。

もしかしたら息子は、家のすぐそばにあるボロボロの遊具の公園で遊べばそれでよかったのかもしれないし、娘は広い公園に来るよりも、狭いチャイルドシートに固定される方がストレスなのかもしれない。

シンプルに、押し付けずに。毎回そんなことを考えてます。今日は、パパとママが君たちと公園で遊びたかったんだ。一緒に来てくれてありがとう。

そんな素敵な1日でした。

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