こんにちは、ぽてふみです。
今年もお彼岸の季節となりました。多磨霊園、多磨駅周辺が賑わう数少ない時期です。今年はコロナウイルスの影響で人の出はどうかな…などと思いながらを散策してきました。
人見街道・霊園南参道の様子
多磨駅周辺を横断する、人見街道の様子です。この画が何か?とお思いでしょう。いやいや、西武多摩川線沿線のノンビリさ加減からすると、この程度で中々の賑わいなのです。
さすがはお彼岸、他県ナンバーも多く見られます。慣れない場所に狭い道、皆さん是非安全運転でお越しください。お墓参りに来て事故にあうなんて冗談にもなりません(;´Д`)
写真奥に見えるのは石材屋です。多磨駅周辺には石材屋が多くあります、というか石材屋だらけです。コンビニより美容室より居酒屋より、石材屋なのです、マジで。
多磨霊園の近くということで、墓石やお花の販売、お墓の管理、法要対応等を行っています。この時期が一番の稼ぎ時おもてなしに力が入る時期ですね。
とにかく、このエリアで日常生活を送る人々からすると何かをひっくり返したような賑わいなのです。
さて、場所を移して多磨霊園南参道にやってきました。この道は甲州街道から接続して多磨霊園の正門にアクセスできるため、車でのメインルートと言えます。
また、京王線多磨霊園駅から、園内を抜けてJR武蔵小金井駅へと繋がるバス路線でもあります。京王バスが彼岸バスと銘打って増発を行っていました。が、時間は読めなさそうです(;’∀’)
これだけ渋滞していると、近くのコインパーキングに停めて歩いた方が…なんて思いましたが、霊園自体がバカ広いのを忘れていました。
多磨霊園の広さは128,237㎡、東京ドーム27個分だそう。いつみてもこの例えピンときませんな。
つまり、入口からお墓迄の距離がメチャクチャあると。園内も乗り入れできるので、わざわざ車から降りて歩く気にはならないですね。
この参道、両脇に桜が植えられていて、満開になると中々見ごたえのある風景となります。幾つかの木は開花していましたが、見ごろはもう少し先のようです。
こんな具合で、出るも入るも中々大変な状況です。それでも皆、貴重な時間を割き、色々な想いを持って故人と向き合いに来ているのでしょう。大変お疲れ様です。
豆玄さんのコーヒーをいただく
多磨霊園南参道では、歩いて来る方々に向けて露店や販売カーが出ていました。普段の閑散とした雰囲気からするとなかなか信じられない光景です。
お団子や焼きいも…それらと並んでコーヒーを売っているお店が。チラシを頂いてみると、八ヶ岳に焙煎工房を持つ豆玄(https://coffee-mamegen.com/ )さん。
何故に多磨霊園で八ヶ岳の焙煎コーヒー(‘ω’)?これは聞かないわけにはいきません、オリジナルの豆玄ブレンド(400円)を頂きながらお話を伺いました。
実は今回のキッチンカー、伺った当日(3月20日)が初出動とのこと。そして多磨霊園での営業はお知り合いからのご縁だそう。私、そういうのが好きなのです。別に大層なドラマは必要ない、偶然の出会いに感謝です。
販売担当さんから、代表の山本さんのコーヒーに対するこだわりを聞かせてもらいます。近年は浅煎りのコーヒーを飲める店も増えていますが、豆玄では豆の旨味を一番引き出すためには浅煎りでは十分でないという考え。
そして、自分が美味しいと感じる味をしっかりと再現するために全ての工程を突き詰めていく。今回のキッチンカーでも、普段工房で出している味を再現できるからこそ、GOが出ているようです。
良いですね~。 担当さんの熱のこもった話は、コーヒーとともに心を暖めてくれました。 やっぱりコーヒーはそこに至るストーリーが美味しいのだなあ、と改めて感じます。
これは一度北杜市の工房にも伺ってみたくなりました。多摩からはちょっと(大分?)離れてますが、番外編で今度行ってみようかな。。
豆玄さん、今回の多磨霊園での販売は3月20~22日と来週週末も行うとのこと(9~16時)。皆さんも是非そのストーリーをお楽しみあれ。
夜が更けて、昼間の賑わいが嘘のように静かになりました。
私が多磨周辺を好きな理由のひとつに、多磨霊園の存在があります。それは生きる事、死ぬ事を考えさせてくれるから。お彼岸の時期は賑やかさや慌ただしさがより一層人生の移ろいを感じさせてくれます。
そして、私は死後の世界などを考えない人間なので、今生きていることへの感謝が頭の中を巡ります。こんな風にブログを書けるのも幸せな事だと、多磨霊園は教えてくれます(言い過ぎ?)。
そんなわけで、多磨のあわただしい一日が終わりました。また明日も良い一日だと思います。
それではまた。
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